2024年12月1日(日)に『第19回 湘南国際マラソン』が開催されました。
私はフルマラソンに参加しました。
レースの振り返り
今年も10月末に開催された『横浜マラソン』から5週間後のレースとなりました。
昨年とは異なり、調子の良い状態をキープできていたので、どこまで自己ベストを更新できるかが今回のレースのポイントとなってきます。
そこで、今大会の目標は
サブエガ(2時間50分切り)のペーサーに最後までついていくこと
できれば、最後の折り返し後にペースを上げること
レースプラン
湘南国際マラソンのペーサーは2時間50分〜5時間00分まで8つのペーサーがいます。
ちょうど目標としている2時間50分のペーサーがいたので、迷うことなくつかせてもらうことに。
35kmまでは絶対にペーサーの前に出ないこと、そこからは状況次第!
レース結果
フルマラソン : 2:49’07(4‘00/km)
目標達成しました。
更に、自己ベストを4分半更新できました。
レースの流れ
レースの振り返りです。
スタート前
ゴールの前の急坂を上り終わったところから見た富士山。
ずっと晴れていたので、綺麗に見えました。
レース中も見ることができます!
今年は会場到着は昨年より20分遅い7:20頃となりました。
8:00の整列開始に間に合うと思っていたけど、荷物預けの所まで意外と時間がかかってしまったので、ちょっと遅刻。
それでも前の方に列べたのでおっけー。
でも、来年はもう少し余裕を持って7:00頃にはついておこう。
あと、昨年の反省から、防寒のビニールとアームスリーブをスタート前まで装着。
これ、やっぱり重要でした!
スタート地点に移動している時に、知り合いに会うことができ、お互いにエールを送りあいました。
スタート〜20km
いつもスタートは少し勢いよく出てしまうので、そこも落ち着いてペーサーを抜かないように注意して。
それと、湘南国際マラソンのコースは基本フラットと言われていますが、大きなアップダウンはないものの緩やかな坂は意外とあります。
その影響で出力にも強弱が出やすいので注意したいポイントです。
更に第一折り返しまではやや下り基調、折り返したら上り基調になるので、前半は頑張り過ぎないこともポイントになります。
ペーサーについていっても余裕があるように練習で仕上げてきたので、特に問題なく折り返しまで走れました。
アップダウンの影響もあり、1キロラップは3’53~4’03と少し幅がありましたが、10km毎のラップは安定していました。
10km 39’48
20km 39’48
昨年よりやや遅いペースだったので想定内でした。
ちなみに2時間50分を切るには、10kmを40’17で走る必要があります。
ここまでで1分の貯金
20km~30km
昨年はこの辺りでちょっと疲労を感じ始めましたが、今回は特に辛さもなし。
ペーサーについて淡々と走っていきます。
疲労がある時と今回の様に疲労があまりない時では、坂の感じ方が全然違いました。
ちょっと大きな上りも問題なし!
この区間が最速のラップ
30km 39’30
30km~ゴール
ここからはアップダウンや向かい風の影響でペーサーのペースも落ちてきました。
でも、35kmまでは前に出ないと決めていたので、ここも後ろにつきます。
そして、35km!
ここで、前ももの付け根辺りに疲労が出てきて、ペース維持が楽ではなくなってきました。
以前だったらここでペーサーから離れてしまっていたと思いますが、できるだけ粘ろうと脚の分を腕振りで補いつつ我慢のレースが始まりました。
ここからがマラソン
向かい風、坂、ゴール地点を横目に越えてからの折り返しまでの長い距離。
かなり削られました (笑)
折り返しの目前39km過ぎでついにわずかに離れます。
貯金はあるので、ここで気持ちを切らして激落ちはもったいない。
必死で腕を振り、40km通過は
2:39’59
残り2.195kmで10分
4’33/kmで走れれば目標達成です!
いつもは、走りながら計算してこれくらいで走ればいけるんだと、気持ちが緩んだ瞬間ペースが落ち始めるので今回は一切計算せず『出し切るのみ』という志向に。
40km 40’50
ラスト1kmくらいのところでペーサーの方が下がってきてくれて、鼓舞してくれました。
ここより前を走っていれば、記録達成。
あともうひと踏ん張り!
最後の急坂を何とかしのいで、ラストスパート。
ここで初めて意外と余裕があったことに気づきました。
42.195km 9’11
グロス 2:49’10
ネット 2:49’07(大会公式記録)
昨年の反省点を活かせた
防寒対策
昨年は防寒対策なしで臨んで、スタートで既に限界に近く、2つ目のトイレに入ってしまいました。
今回は防寒用のビニール、アームカバーのおかげでレース中にトイレに行くことなく走れたので来年以降も続けていきたいと思います。
ペーサーの利用方法
今回は2時間50分のペーサーにつきました。
ほとんどの大会でやや速いペースで走ることになります。
平均ペースで最初から最後までいくのがギリギリの練習しかしていないと早い段階で力尽きてしまいます。
昨年も3’58/kmで走っていたので、想定より早い段階で離脱することになってしまいました。
そこで、今回は3’55/kmでもある程度の距離を余裕もって走れる準備をして挑みました。
水分補給
この大会は、水分を自分で持って走ったり、コップを持って走りそれを使って水分を補給することになります。
つまり、持っている水分がなくなると止まって補給する必要が出てきます。
昨年までは400mlのソフトフラスクを一つ持って走り、水分不足になっていました。
そこで、今回は250mlのソフトフラスクも持ち二つで乗り切りました!
特に重さも感じなかったので次回も同様にいきたいと思います。
使用シューズはメタスピードスカイパリ
レースでの利用は、今回が初めてでした。
練習で合計40km程走ってからの使用となりました。
直前の練習でようやくしっくりきて自信を持って走ることができました。
自然とスピードにも乗れて、終盤きつくなってからも10秒/kmダウンくらいで抑えることができたのもシューズの力もあったのだと思います。
今度はハーフマラソンなどでも使用してみたいと思える良い感触でした。
メタスピードスカイパリの詳しいレビューはこちら↓